ReLow60 ファームウェア v1.10 & ReConf v1.3.0:キー操作を記録して再生するマクロ機能

概要

ReLow60 L-HE のファームウェアを v1.10 に、コンフィギュレータ ReConfv1.3.0 に更新しました。今回の更新は、マクロ機能の追加です。キーの押下・離し・待機の並びをあらかじめ記録しておき、1つのキーを押すだけでその並びを再生できます。定型文の入力やショートカットの連打など、複数のキー操作を1キーにまとめられます。

マクロでできること

  • 最大 16 個のマクロを保存できます
  • 各マクロは次のステップを自由に並べて構成します
    • タップ:キーを押して離す(1ステップ)
    • 押下:キーを押したままにする
    • 離し:押していたキーを離す
    • 待機:次のステップまで待つ(10ms 単位、最大 2550ms)
  • 文字列の一括挿入にも対応。入力した文字列を、そのままタップのステップ列に変換できます(US 配列基準)
  • 記録したマクロは、マクロキー(MC)を任意のキーに割り当てることで再生されます

ReConf のマクロエディタ(v1.3.0)

ReConf にマクロタブを追加しました。マクロ番号を選び、ステップを追加・並べ替え・編集して組み立てます。

押しっぱなしを防ぐ「押下+離し」の対追加

マクロでキーを使うときは、押下(down)と離し(up)が必ず対になっている必要があります。片方だけだと、マクロ再生後もそのキーが押されたままになってしまいます。

そこで ReConf では、キーを追加すると「押下」と「離し」の2つのステップが対で作成されるようにしました。

  • 2つのステップは従来どおり自由に並べ替えできます。間に別のキーや待機を挟むこともできます
  • 対を追加した直後は、片方を選んでキーを選ぶだけで両方に同じキーが入ります(その後は片方ずつ個別に編集できます)
  • 対の片方だけを削除することもできますが、その結果キーが押されたままになる場合は、確認ダイアログで警告されます。

これにより、「押し込みだけ記録してキーが戻らない」といった事故を防ぎつつ、必要なら意図的に押しっぱなし状態を作ることもできます。

キーへの割り当て

作成したマクロは、キーマップ画面でマクロキー(MC)を任意のキーに割り当てると、そのキーを押したときに再生されます。マクロ番号ごとに別々のキーへ割り当てられます。

設定は更新時に引き継がれます。ファームウェアを v1.10 に書き込んでも、キーマップやアクチュエーション、ラピッドトリガーなどの既存設定はそのまま保持されます。

アップデート方法

書き込みは、ReConf のファームウェアアップデート機能(Web DFU)からブラウザだけで行えます。手順は別記事にまとめています。

ソースコード(GPL-3.0)

ReLow60 のファームウェアは libhmk(GPL-3.0)をベースにしており、対応ソースを公開しています。